コーチングやら1on1やらコミュニケーションやら、まあ、全部コミュニケーションなんだけれども、いろいろな研修をやらせていただく。その中で、いろいろな質問をお受けするが、講師も人間ということで、その時にパッと良い答えが浮かんでお伝えすることもできれば、なかなかいい答えをお伝えすることもできれば、あまり思い浮かばずに当たり障りないことを返してしまうこともある。嘘はつかない。

その中で、よくある質問とか、多くの人が悩みそうだなと思うものについて、改めてこんなふうに共有していければいいのではないかなと思い、ブログに綴ることにいたしました。

やる気がないとはどのような状態か

「やる気がない」というのは、「やる気になる理由がない」という状態。だからそれを見つけない限りやる気にはならない。

では「やる気がある」というのはどういう状態か。「やる気になる理由がある」という状態。だから簡単。部下のやる気をつくるには、これを一緒に見つけてあげればいい。

やる気とは

おなじみの広辞苑より

そもそもやる気ってなんだろうか。広辞苑第六版(岩波書店)を調べると…。
「やる気」辞書に載ってない…。
というわけで似た言葉。
「意欲」積極的に何かをしようと思う気持ち。
「モチベーション」動機を与えること。動機づけ。物事を行う意欲。やる気。

モチベーションの説明に、モチベーションとは「やる気」って書いてあるのに、その「やる気」が辞書に載ってないってどうなの…。

やる気の正体

モチベーションのところに「やる気」と書いてあり、「動機づけ」であると書いてある。「動機」とは、目的を伴っている意識的、無意識的な欲求とある。

つまり、やる気というのは、目的だと言い換えてもいい。

やる気にさせるたったひとつの方法

それは…、

「やる気出せ!」

っていうこと…。

ではない。

でもこんなふうに言っている人たくさんいるけど…。

「やる気出せ」「自信持て」「元気出せ」
この手の言葉は総じてよく耳にするけど、そうやって言って、結果、やる気になったり、元気になったり、自信を持てたりした人をあまり見たことがない。

やる気にさせるには、

「本人に目的を見つけさせること」

であって、

「これが目的だ!」

って相手に与えることではない。

本人に目的を見つけさせる方法

ここでコーチングが役に立つ。

人の目的に感化されることはあるけれど、それをそのまま受け取って自分の目的とすることはほとんどない。感化というのは、相手が話していることと、自分の大事な価値観が共感したときに生まれるものだ。

与える前に、訊かなければならない。

今日のまとめ

コーチングには質問のスキルというものがある。伝えるのではなく「訊く」スキル。

「教えたい」、あるいは「こうさせたい」「こう言わせたい」という気持ちをグッと抑えて、相手に話したいように話させる技術。それがコーチングの質問。

明日のブログで、具体的にどのように質問するのかをお伝えします。