競馬場に初めて行った時、
サラブレッドが目の前を走っていく姿を見て、
そのなんとも言えない美しさと力強さにすっかり魅了された。
2020年日本ダービー
今年の日本ダービーは、
無観客で開催された。
結果は、一番人気、
「コントレイル」
の圧勝劇。
その父、ディープインパクト以来15年ぶりに、
デビューから無敗で、
皐月賞とともに2冠を制した。
ちなみに、3歳牝馬も、
こちらは65年ぶりに、
無敗で2冠(桜花賞とオークス)。
2020年は、牡馬牝馬ともに、
無敗で2冠という素晴らしい記録が生まれた年なのです。
馬のモチベーション
ダービーを見ながら、
ふと思った…。
「馬のモチベーションは何なのだろうか」
「馬の鼻先に人参をぶら下げる」
という言葉があるけど、
あれやると、本当に走るのかな???
腹が減ってなかったり、
人参が嫌いだったりしたら、
やっぱり走らないだろう…。
馬は勝ちたいのかな?
勝ったら何かいいことあるのだろうか???
馬主は嬉しい。
厩舎も嬉しい。
ジョッキーも嬉しい。
調教師も嬉しい。
名誉を手にするし、お金を手にする。
育てた馬が「勝つ」ということは、
なんとも言えぬ達成感があるだろう。
それはわかる。
でも馬は???
勝つと嬉しい。
きっとそうなんだろうな。
馬にも競争心があって、
勝ったときの喜びというのは、何か感じているのだろう。
きっと褒められていることや、
周りの人間が喜んでいることもわかるだろう。
だから嬉しい。
ということは考えられる。
でも給料が増えるわけでもない。
そもそも給料ないし…。
ごはん食って、
結構厳しいトレーニングして、
寝て、
でごはん食って、
トレーニングして、
寝て…。
時々レースして、
勝ったら褒められて…。
人間の世界は、
何か成果をあげると、
シャンパンが出てきたり、
豪華なステーキが出てきたりと、
人間は例えばそんな風になるけど、
馬の世界にもあるのかな。
ダービーに勝つというのは、
馬の世界では、
ビールかけしてもいいくらいの、
価値に相当する気がするのだけれど…。
特別なケーキとか…。
馬のモチベーションを検索…
というわけで、
試しに何か答えが無いかなと思いながら、
いろいろ検索してみる。
「競走馬 モチベーション」
「サラブレッド 勝つ 意味」
…
お察しのとおり、
推測以上の答えは出てこない。
いつも馬の近くにいる人はわかるのかな?
騎手とか、調教師とかは、
馬が何をモチベーションにしているのかを。
モチベーションの探求
人間はわかりやすい
だって訊けばいいから。
「走る原動力は何?」
「仕事のモチベーションは何?」
「生きるモチベーションは何?」
ぱっと出てくるかはわからない。
考えてなければ出てこないから。
でも馬よりはわかりやすい。
真面目に考えていると、
答えは必ず出てくる。
答えは過去にある。
「どんなときに自分はモチベーションが掛かっただろうか?」
って今までの人生を思い起こす。
答えは未来にある。
「何が実現したら、わくわくするだろう」
ってこれから起こることに希望を寄せる。
「何がモチベーション?」
この問いかけが来ると、
人は考えて答えを出すことができる。
「自分を突き動かすものはなんだろう」
マネジメントでモチベーションを喚起
組織のマネジャーは、
メンバーのモチベーションを喚起することも、
ひとつの重要な仕事。
組織のメンバーに対しては、
関心を向けて観察すること、
問いかけること、
相手の話を誠実に聴くこと。
これらを通じて、相手のモチベーションを知ることができる。
相手のモチベーションが上がる要素は、
決してひとつではない。
本人もいろいろと探求したらいいし、
マネジャーはもちろん、
一緒に働く周りの仲間も、
何に対してモチベーションが掛かり、
何が起こるとモチベーションが下がるのか、
理解しておくといい。
マネジャーはマネジメントがしやすくなる一つの要因となる。
きょうのまとめ
馬は無理だけど、
人間は何がモチベーションかわかる。
探求して、自分が理解すると共に、
周りの人に知ってもらうと、
人間関係がつくりやすくなる。
また、
相手の力をフル活用するための、
きっかけにもなる。
馬のモチベーションについては、
知りたいけど…、
すぐには知ることができない…。
これはちょっと時間をかけて取材ですね。
結果はまた、
いつかのブログにて…。