アラートが解除されてステップ3。

解除は若干早い感じもするが、
経済が回らないのも困りもの。
電車もだいぶ人が戻ってきた様子。

しかし、企業の働き方は大きく変わる。
というか、変わるところは変わる。
変わらないところは変わらない。

在宅勤務が意外といける。
そんなふうに感じた企業も多いようで、
コミュニケーションや、
労務管理のやり方がいろいろと、
工夫を凝らしていく必要がありそうだ。

というわけで、本日は、
「オンライン会議」について考えてみたい。

オンライン会議のメリット

  • どこにいてもやれる
  • 移動しなくていい
  • 時間も融通がききやすい
  • 内職しててもバレづらい
  • 嫌いなあの人の顔を見なくて済む
  • 雰囲気の「圧」が少ない
  • 資料共有(画面共有)がしやすい

これ以外になにかあるかな…。

オンライン会議のデメリット

  • 内職しやすい
  • 非言語要素を読み取りづらい
  • 回線の不安がつきまとう

理論的にデメリットを並べるのは
なかなか難しいのだが、

「なんとなくやりづらい」
「なんとなくコミュニケーションとりづらい」

といった、肌感覚的なことを、
デメリットとして挙げる人も多い。

コミュニケーションの3大要素

コミュニケーションは大きく分けると2つ、
さらにわけると3つの要素に分けられる。

言語要素非言語要素

非言語要素は、
視覚で捉える」ものと、
聴覚で捉える」ものに分けられる。

コミュニケーションの要素1:言語要素

これは言葉。
私たちは言葉のやりとりで、
情報を伝達しキャッチする。

まあつまり、意思の疎通を図る。

日本語
英語
中国語
スペイン語
ポルトガル語
ロシア語
アラビア語…

津軽弁、南部弁
関西弁、
広島弁、
福岡弁、
鹿児島弁…

世界には実に多様な言語が存在するが、
これら言葉を用いて、コミュニケーションをしている。

コミュニケーションの要素2:非言語(視覚)

視覚で捉えるものというのは何かというと、

表情、姿勢、ジェスチャー、アイコンタクト、
服装や髪型なんかもそう。
うなずいて聴くなんていうのもそう。

人は言葉だけではなく、
仮に言葉のやりとりがまったくなかったとしても、
相手の表情や姿勢などからも、
相手の考えていることや状態を、
読み取っていたりする。

あっているかどうかは別として、
勝手に受け取る。

コミュニケーションの要素3:非言語(聴覚)

聴覚で捉えるものは、
口調や声。
声の大きさ、トーン、スピード、間のとり方。
舌打ちやクラクションなども、
「音」によるコミュニケーションになる。

そんなつもりはなくたって、
相手は勝手に受け取る。
「文句言われた❗」

って感じてしまう。

オンラインでのコミュニケーション要素

実は、
上記のコミュニケーションの要素は、
今のオンラインコミュニケーションにおいて、
すべて使えてしまう。

便利な世の中だ…。

まあ、視覚に関しては、
「ビデオ」をONにすればの話だが。

オンラインでできないこと

じゃあ、オンラインのコミュニケーションで、
できないことって何なのかを考えてみよう。

相手がどこを見ているのかわからない

すべての人の視線は、
自分のパソコンやスマホなどの「画面」を見ているので、
自分をみているのかどうかはわからない。

話し手ではない人の顔を、
見ている可能性もある。

一斉にその場の様子を把握することができない

これもなんとなくの肌感覚になるのだが、
場全体の雰囲気を察知しづらい。

「誰が誰に対してどう思っているのか」とか
「この議題に関しては、どういった形で意見が割れているな」とか

リアクションが読み取りづらい

ちょっと面白い話をして、
リアルな会議なら「笑い」が起きるのに、
オンラインだと「笑い」が起きない。
または、起きているんだけど、気づけない。

(ミュートになっていたりする)

なんとなく「すべった」感じになって、
さみしい…。せつない…。

相手のリアクションがわからずに、
コミュニケーションするのはなかなか難しい。

オンラインゆえの工夫

カメラを見て話をする

こうすると、聴き手は、
自分に話しかけられているような感じがする。

そういう意味では、
リアルな会議よりも楽ちんだ。

見回す必要はなく、
カメラだけ見ていれば、
全員と目があっているような感じになる。

カメラを見て話を聴く

話し手は、
自分が話しているときに、
そっぽを向かれているのがきつい。

自分の方を見てくれていると、
それだけでなんか安心する。

ただ、そのときの表情にもよるけど。
ガン付けられるのはイヤだけど…。
眉間に深いシワもイヤだけど…。

カメラと画面のバランスを取る

ずっとカメラを見ていると、
画面が見えないので、
全体の雰囲気を察知しづらい。

ずっと画面を見ていると、
目があっていない感じになる。

というわけで、
話し手のときも聴き手のときも、
カメラと画面をバランス良く
見ることを意識するといいのでは…。

聴き手のときはリアクションを非言語で取る

リアクションがなくて不安。
だから、オンラインでは、
いつも以上にリアクションをおおげさに。

うなずいたり、
拍手をしたり、
思いっきり表情を変えて笑ったり、

聴き手のリアクションがあると、
話し手は話しやすい。

これはオンラインに限った話ではないけれど、
オンラインならばなおさらだ。

今日のまとめ

本日はオンライン会議における、
「コミュニケーション」のポイントを、
お伝えしました。

書き始めたときは、
コミュニケーションに絞るつもりはなかったのですが、
気づいたらコミュニケーションだけでボリュームいっぱい。

というわけで、
オンライン会議に関する、
他のポイントなんかも、
また別のブログでご紹介していこうと思います。

今日のぽいんとは、
「おおげさなリアクション」
でしたね

ではまた!

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