目標設定するときに最低限定義しなければならないこと3つ

「目標は何ですか?」

という問いかけに対し、

「痩せたいです」
「英語話せるようになりたい」
「速く走れるようになりたい」
「幸せになりたい」

これらすべて願望を表しているし、
こう思うことがいけないとか間違っているというつもりもない。

ただこれらは、「目標ではない」ということを言っている。

「到達したかどうかを測定できる」
というのが目標が持つ強みでありメリット。

期限と量が示されていて、内容が具体的である必要がある。

目標設定は至ってシンプル。

・何を
・いつまでに
・どのくらいやるのか。

主人公はもちろん、「私が」だが。

少なくともこれらが定まっていなければ目標としては機能しない。

目標設定のものさし

機能する目標設定をするために、フレームワークを使うといい。
ここではメジャーで簡単なフレームワークをいくつかご紹介していく。

すべてを使うということではなく、使いやすいものを一貫して使えばいい。
または場面に応じて、必要なものさしを使い分けてもいい。

目標設定のものさし1:5W1H

Why
What
Who
Where
When
How many

これらをまとめて5W3H。

Whyは「目的(何のために)」「理由(なぜ)」
Whatは「具体的内容(何を)」
Whoは「主人公(誰が)」「対象(誰に)」
Where「場所(どこで)」「場面(どんな場面で)」
When「期限(いつまでに)」「期間(
How many「量(どのくらい)」

※Howは「どのように」なので、目標設定のあと、
その目標をどのように達成するのかを考える際に必要となる。

(例)「痩せたい」
Why:健康に働き続けるため
What:体重と体脂肪率を落とす
Who:私が私に対して
Where:ー(設定なし)
When:半年以内に
How many:65キロ以内、12%台

目標設定のものさし2:SMART

目標設定に必要な要素の英単語の頭文字を並べたもの。

S:Specific:具体的
M:Measurable:測定可能
A:Attainable:到達可能
R:Relevant:関連性
T:Time Bound:期限つき

※私のセミナーにおいては、SはStretchということも付け加えている

S&Mは、内容に具体性があり、
達成したかどうかが主観的にも客観的にも判断できるということ。

Aは、できないとわかっている、無茶、無謀な目標は、
どこかで諦めが働き、目標に対してモチベーションが掛からない。

Rは自分のより大きなビジョンやそもそもの信念と結びついているか。
あるいは組織の中における個人の目標であれば、
自分の目標を達成することが、組織目標を達成することにつながっているか。

など、より大きなフレームの重要な事柄と結びついているかを確認するもの。

Tは期限または期間。

(例)
S:体重と体脂肪を落とす
M:65キロ以内、12%台
A:上記数字と期限は1ヶ月に1キロペースで達成可能(現実的)
R:動きやすい体づくり
T:半年以内(あるいは20○○年△月まで)

今日のまとめ

というわけで、今日は目標設定のやり方について、
2つのものさしを紹介しました。

目標は前回のブログでもお伝えしたように、
さまざまな理由で曖昧になりやすいもの。

目標は具体的に設定して、それを意識しながら、
期限内に達成する努力をしていきましょう。

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