目次
最近ハマっていることは?
ミーティングや研修のアイスブレークで、
私がよく訊くことだ。
なんで仕事のミーティングで、
こんなこと話さなきゃいけないわけ?
時間の無駄。
みたいな反応もたま〜にあるけど、
みなさん結構楽しそうにやっている。
意外と知らない周りのこと
いつも一緒に働いている仲間であっても、
最近どんなことに関心を持ち、
どのようなことに時間を割いているのか、
意外と知らないものである。
意外と知らない自分のこと
そして、
実は自分自身でもよくわかっていないことがある。
あるいは、
自分が最近仕事に忙殺されて、
その他のことに関心を向けていないことに気づいたりもする。
最近…、
会社に来て、
適当に飯食って、
帰って寝る…。
で朝起きて、会社に行って…
「やばぁぁぁぁぁぁい!俺の人生!!!」
なんていうこともある。
人と関係性を決めつける
職場におけるその人の振る舞いは、
仕事モード、仕事仕様。
つまり、その人がたくさん持っている「面」の、
わずか一面しか見ていないことになる。
そして、その「面」と「面」とのふれあいで、
この人好きとか、この人嫌いとか、
この人は波長が合うとか合わないとか、
得意とか苦手とか、
決めていたりする。
その決めつけが、
割と長い時間、関係性をも決めてしまうことになる。
なんとももったいない。
思えば…、
私がこれまでの人生で仲良くなってきた人は、
実は第一印象が最悪だったなんてこともたくさんあった。
ちゃんと相手のことを理解していくと、
一気に関係性が深まっていくこともある。
宝物とコラボ写真
そういえば…、
どこの会社かは忘れてしまったが、
誰もが知っているような大きな企業で、
こんな取り組みをしていた。
全社員の写真を、
ロビーに貼る。
それも「自分の宝物」と一緒に写る。
「宝物」というのは、
これもまたその人の一面を表す。
一面に限らないかもしれない。
宝物には、その人の人生の瞬間やストーリーが映し出される。
例えば…、
大好きなサッカーチームのユニフォームを着て。
すると、
サッカー大好きな人の関心が集まる。
「今度一緒に!」
みたいなことが起きたりする。
苦手だった人とお近づきになるチャンス。
(でも最初はピンチに見えるかも…)
相互理解と共通点
信頼関係には、相互理解が欠かせない。
自分のことを知ってもらえた。
相手のことがわかった。
お互いに重なり合うこの範囲が広くなればなるほどに、
信頼関係が増していく。
そのために人は、
しらずしらずのうちに、
「共通点」を探している。
例えば、
出身地が同じだけでも、
一気に近づく感じがする。
「小学校が一緒‼」
なんてことがわかった日には、
まるで親友に出会ったかのようなリアクションにもなる。
相互理解を促進するために必要な2つのこと
2つとも当たり前のことだけど、
なんせいろんな理由でやらない…。
そしてこの2つは一対だ。
お互いにこの2つの事柄をやるので、
安全な場や関係ができて、深まっていく。
どちらかだけでは不公平。
その1:自分を出すこと
自分のことを語りましょう。
「これは仕事のことじゃないし…」
「これを言ったらどう思われるんだろう…」
「きっと相手には理解してもらえない…」
でもやってみなければわからない。
勇気を持って出していくこと。
その2:相手を尊重して理解すること
共感できたらすばらしい。
でも世の中には、
自分とは違う価値感や考えを持っている人がたくさん。
だから共感や賛同できないことはたくさんある。
でも自分にはない考えや価値感も、
興味や関心を向けることができる。
多くの人は反応的に、「評価」をしてしまう。
それは良いとか悪いとか。
自分と一緒とか違うとか。
ただ、「自分とは違うなぁ…」
ならいいのだけれど、
その「違い」を「間違い」として捉える。
なんとも失礼なことだ…。
と言いながら、私も反応的にはやってしまうけど…。
判断を下すのではなく、相手を理解すること。
その人はどんな考えや価値感を持っているのか。
しっかり掘り下げて聴いていくと、
その意図などは理解できたり、共感できたりするかもしれない。
まとめ
コロナが蔓延して、
企業はテレワーク・リモートワークへの移行に躍起。
働き方改革が一気に進みます。
(もちろん企業や業種によるけど…)
ここ数年でさまざまなテクノロジーとともに、
デジタル化が進んできました。
現場にいかなくても、顔を合わせて会話ができる。
skype、zoom、Googleハングアウト、
チャットワークやLINEなどのチャットツールでも、
ビデオ通話の機能を兼ね備えていたりと、
会話できる環境がかなり便利になっています。
このご時世ゆえに、
ビデオ通話の機会は確実に増える。
しかし、会社や現場にいたからこその空気感、
360度見えているから感じ取れるさまざまなこと。
科学的にはどうだかわからないけど、
感覚的にはそういったものがあるのも事実。
ちょっとわかりあえない…。
わかりあいづらい…。
今まで会社や現場に行けば、気軽に話しかけられたものも、
ビデオ通話ではそうもいかない。
顔を合わせる時間そのものが減る。
ビデオ通話も「わざわざ」感があるので、
申し訳なくて余計なことは話さない。
こんな意識も働いてしまうかも…。
こんなときだからこそ、
「どうしてる?」
「最近の楽しみは?」
「在宅で工夫していることは?」
「最近ストレスになっていることは?」
雑談にみえるようなこんな事柄を、
短い時間を使ってやりとりしてみてはいかがでしょうか?
私も4月は在宅が増えました。
緊急事態宣言が出されて初日のデスクワーク。
向かいの家では外構の工事。
おそらく同じくらいの世代の人が、
ドリルを持って壁を壊しています…。
「うるさい…」「カフェに行きたい」「でも緊急事態宣言???」
でも、
一番うるさいのは、そのドリルを持っているその人。
みんな頑張ってる。
俺も頑張ろう…。
さて、みなさんもよい1日をお過ごしください。
p.s.
まとめながいな…。