人間は、
おそらく地球上で唯一、
明確な「言葉」を使える動物だが、
コミュニケーションというものは、
言葉だけで行われていない。

他の要素に注目し、うまく使うことで、
コミュニケーションはより円滑になる。

というわけで今日は、
「非言語要素」に注目してまいります。

your voice is important

こんな方におすすめ

  • コミュニケーション力を磨きたい
  • 自分がマネジャーや指導員などの役割を担っている
  • コーチングについて正しい知識を知りたい
  • コーチングや1on1をやっているがうまくいかない
  • 自分の指導法に課題を感じている
  • 思うように部下/メンバーが育たないと感じている

この記事を読んでわかること

  • コミュニケーションの言語要素と非言語要素とは何か
  • 非言語要素の重要性と影響

コーチングの基礎:非言語要素を磨いてコミュニケーション力アップ

コーチングは、
広い意味では「指導」。

そして、
狭い意味では、
コミュニケーションのひとつのやり方でありスタイルである。

※詳しくはこちらのブログにて紹介↓

相手の主体的な行動を最大限引き出す「コーチング」とは

そして、
「コミュニケーション」なので、
当然ながら、コーチ自身に求められることは、
コーチが適切なコミュニケーションの使い手であること。

コミュニケーションで意識が向きやすいのは「言語要素」
言語要素は当然重要であり、影響を与えるが、
それだけでは不十分。

私たちは、
実に多くのことを、
非言語でやり取りをしている。

というわけで、
今日はこの両方の要素を、
効果的に使うことができるように
そもそも何なのかというところからご紹介していく。

言語要素と非言語要素とは何か

結論から言えば、
言語要素→言葉(目や耳から入る内容)

非言語要素→現れや声(目や耳から入る様子)

というわけで、
もう少し細かくご説明

コミュニケーションの主要要素1:言葉(言語要素)

言葉は人間が用いることのできる、
非常に重要なコミュニケーション・意思疎通の要素。

言葉や文字を使って、
情報や意思・気持ちなどを伝える。

実際私がブログでは、
言語情報のみをやり取りしており、
非言語での情報のやり取りは、
非常に限定的。

言葉に関する要素

  • 話の内容
  • 文字情報
  • 話題
  • 敬語
  • 専門用語

など

言語や方言も言語要素

そして、
日本においては日本語が馴染みだが、
世界には実に多くの言語があり、
日本国内にもたくさんの方言がある。

メールでのやり取りは主に言語要素

メールでのやり取りは、
言葉のみでのやり取りであるため、
ニュアンスが受け取りづらい側面もある。

「私は怒っています」

とか

「本当にごめんなさい」

といった文章から、

「どれくらい怒っているのか」
とか
「どのくらいの誠意で謝っているのか」

などは読み取りづらい。

まあ最近では、
SNSなど、
動画や音声も送ることができる時代になっているため、
その場合は後述する非言語要素も合わせて送信できるが、

メールや手紙だと、
真意をやり取りする上では、
モノ足りなさを感じることも多い。

コミュニケーションの主要要素2:現れ・振る舞い(非言語要素)

2つ目の要素は、
「現れ・振る舞い」

つまり、「視覚」で捉えられるもの。

ジェスチャーする男性

発信者は、
身体の一部、あるいは全部を使って、
相手に何らかの情報や意思を伝える。

受信者は、
その様子を見て、何かを読み取ったり判断したりする。

ジェスチャークイズなどは、
この要素を使ってヒントを与え、
回答者の答えを導き出す。

現れ・ふるまいの要素

  • 顔の表情
  • 姿勢
  • アイコンタクト
  • ジェスチャー
  • 服装や髪型

コミュニケションの主要要素3:声・口調(非言語要素)

3つ目の要素は、声・口調(非言語要素)だ。

音声の電話通話は、
言語要素と声・口調に絞られる。

イントロクイズなどは、
まさにこの要素をあてにして、
答えを導き出すものだ。

音・声

声・口調の要素

  • 声や音の大きさ
  • 声や音のトーン
  • 声や音のスピード
  • 間のとり方

非言語要素の影響「メラビアンの法則」について

一応おまけ的に、「メラビアンの法則」

言語要素と非言語要素を説明するとき、
「メラビアンの法則」が用いられることが多い。

メラビアンの法則はどのような実験から導き出された?

非常に簡素的な実験だが、

言語要素と非言語要素を組み合わせて、
どの要素から印象を決めたかという実験。

言葉・顔(写真)・声/口調の3つの要素について、

好意的・中立的・悪意的な3つの様子を準備して、
組み合わせを変えて示した場合、
相手は何を感じるかという実験。

例えば、
「愛してる」

という言葉に対して、
「怒っている表情」
「怒っている声」

を組み合わせた時に、
人は「愛」を受け取るのか、
それ以外の何かを受け取るのか、

という、受け手の印象がどうであるかを試したもの。

実験結果

表情:55%

声:38%

言葉:7%

人は、表情や声から大きな影響を受けるという実験結果。
話している人のどの要素から、
印象を決めているかというデータだ。

注意が必要なのは、

言葉が7%とあるが、
決して「言葉は重要ではない」ということではない。

何を伝えるかは言うまでもなく重要であるが、
それ以外に、
人の話し方から影響を受けているというひとつのデータ。

あいさつの言語要素と非言語要素

身近で頻度の高いコミュニケーションは、
やはり「あいさつ」だろう。

あいさつの言葉というのは、
短くて使う言葉も決まっている。

  • 「おはようございます」
  • 「こんにちは」
  • 「こんばんは」
  • 「ありがとうございます」
  • 「ごめんなさい」
  • 「お疲れさまです」
  • 「お元気ですか?」
  • 「I love you」

ここには「言葉」を羅列したが、
これも、
どのような表情や姿勢で、
あるいは声や口調で伝えるかによって、
伝わるものが違う。

あいさつというのは、
何気なくしてしまうものだが、
伝え方で印象が大きく変わり、
ちょっとしたことだが、
これにより信頼関係が積み上がることもある。

「意識的な」「気持ちのいい」挨拶を、
非言語要素を乗せてやってみると、
人の印象や評価が、変わってくるかもしれない。

お手軽に取り組めることなので、
是非、やってみてください。

今日のまとめ:非言語を大事に!

本日お伝えしたいメッセージは、
「言語情報大事だけど、非言語も大事!」
ということに尽きる。

人は、
「何を伝えるのか」も注目しているが、
「どう伝えているのか」に非常に大きな影響を受ける。

「内容はわかるけど、
そんな言い方しなくてもいいのに…」

と感じたこと、ないでしょうか。

私は何度もあります。

言語要素・非言語要素、
この両面から、伝え方や聴き方を意識して、
お互いに円滑で気持ちのいい、
素敵なコミュニケーションをしていきましょう。

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