1on1を始めると会社から言われた。
毎月数回、部下との1on1の時間があるけれど、
何をしゃべっていいかわからない…。
でも部下も時間を取ってくれているから、
どうせならいい時間にしたい…。

それでもやっぱり、
話すネタがなくて沈黙になってしまう…。

1on1を始めると、さまざまな葛藤があります。
いままでと違うことしてますからね…。

1on1は相互理解を深め、
部下のモチベーションを上げたり、
悩みを解決したりする、
非常に有意義な機会になる可能性があります。

というわけで、
「何を話したらいいかわからん!」
と思い込んでしまっている人に、
少しでもサポートになったらいいなぁと思って、
この記事を書いております。

このブログで得られること

  • 1on1で話すことはいっぱいあるんだなと気づきます
  • 1on1で「沈黙」になっても、それは必要な時間なんだなと理解できます
  • 1on1が楽しみになる(かも!?)

ブログの信憑性

リーダーシップやコーチングに関する研修を15年以上実施している

1on1やビジネスコーチングの研修を100本以上やってきた。

1on1導入の仕組みづくりも支援の実績がある。

1on1で話すことがない(と思っている)マネジャーのみなさまへ朗報

最初に言っておくと…、
「話すことは山ほどあります!」

「話すことない」
という状態はすなわち、
「相手のことは全部わかっている」

ということです。
なんとも傲慢な…。

いえ、独り言です…。

そもそも長年連れ添っている妻や夫でも、
「ようわからん」
って思うことたくさんあるし、
「こんなこと考えていたのか…」
という発見もありますね。

1on1のひとつの重要な目的「相互理解」

ビジネスシーンにおける1on1ミーティングというのは、
相互理解の場であります。

そして、
「相手が自分のパフォーマンスを最大化すること」
が目的であり、
「結果的に組織成果が最大化していくこと」
がその先の目標であります。

1on1で「話すことない」ってどんな状態?

これってどんな状態なんだろうか?

実はいろいろ考えられます。

  • いつも話しているから相手のことは知っている
  • コミュニケーション苦手だから何を聴いていいのかわからん
  • 相手が話してくれない
  • 1on1のスキルに乏しく、どのように場をリードしていいのかわからん
  • この人のことを「わかりたい」と思わない

というわけで、
これらの要因を潰していくための心構えを書いていきます。

本当に知っている?相手のこと

「日頃十分にコミュニケーションを取っている」
と自負している人、たくさんいるんです。

でも、
「相手の目標は?」
「相手のビジョンは?」
「どんな仕事したいって思っているの?」

「過去の成功体験で重要だったことは?」

「過去にどんな有益な失敗してきたの?」

「相手は自分の強みを何だと思っている?」
「休日はどのように過ごしているの?」

「趣味は?」

「なんでこの会社に入ったの?」

「今の仕事におけるやりがいは?」

「組織や会社に対する問題意識は?」

「人生で大切にしたいものは?」

って、1on1で会話する可能性のある問いかけの、
ごくごく一部を並べてみたわけですが…、
どうです?
今の相手のこういった事柄を、
どのくらい正確に理解していますか?

と、こんな風に問いかけると、
「たぶんこうだと思います」
「3年前はたしかこうやって言っていた」

などと、
かなりふんわりした答えが返ってきます。

つまり、言っちゃ悪いけど、
「事実はほとんど知らない」
というわけです。

1on1で話すことがないのは相手もないと思っている

そして、
こういった事柄、
実は、本人もわかっていなかったりする。
まあ、つまり、あまり考えていないということ。

「十分話している」
とか、
「別にない」

ってしてしまう。

なんでかと言えば単純。

「楽だから」

もう話しているし、話すことないですよ。
私達十分わかり合ってます!

って言ってしまえば、
どんなメリットがあるかといえば、
たくさんあります。

「1on1話すことない」って言って得られることたくさん

  • 1on1やらなくていい
  • 1on1マネジャー(上司)と話さなくていい
  • 考えなくていい

とまあ、この3つが3大メリットでしょうか。
特に3つ目の、
「考えなくていい」
というのは、最大のメリットです。

今まで考えたことのないようなことを、
考えなければいけないというのは、
ストレスなんです。

考え尽くすと成長するし、
目標やビジョンに素早く到達することができる。

その可能性は秘めているのですが、
多くの人はそれをやらない。

なぜなら面倒くさいから。

1on1で何を話すのか

本当にたくさんあるのです。
ここに書くとキリがないくらい。

というわけで、いくつかの切り口を紹介。
これを組み合わせていくといいです。

過去と未来

過去のこと

過去のことを聴けます。

現在のことも含めて、

これはすでに起きたこと、起こしてきたこと。

どんな成果をつくってきたの?

どんな行動をしてきたの?

どんな経験/体験してきたの?

何を大切にしてきたの?

どんな強みや弱みがあるの?

どんな成功や失敗をしてきたの?

未来のこと

何をしたいの?

どんな夢があるの?

何を大切にしていきたいの?

どんな成長を遂げたい?
どんな人物になりたい?
誰と一緒に仕事をしたい?

未来のことは、
揺れ動きます。

小学校4年生のときに、
「プロ野球選手になりたい」って言っていた子どもが、
小学校5年生のときに、
「Jリーグの選手になりたい」って言うことが、
普通にあるように、
大人の世界でもあるわけです。

過去のこと(出来事)は変わりませんが、
未来のことは変わります。

※過去の体験は変えることができるかもしれません…。

仕事と家庭とその他

仕事のこと

どんな仕事したい?

仕事に関してうまくいっていることは?

仕事に関して成長したなと思うことは?

仕事における悩みは?

仕事に関する夢は?

仕事に関する目標は?

家庭のこと

どんな家庭にしたい?

家族でしてみたいことは?

どんな父親になりたい。

どんな夫でありたいと思う?

家庭において困っていることは?

家庭における充実体験は?

子どもに関する自慢話は?

今の家族構成は?

その他のこと

趣味は?

その趣味はどのように大切なの?

人生でどんなことにチャレンジしたいと思っている?

自分の特技は?

どんな学生時代を送ってきたの?

これはやっちまったなと思う体験は?

切り口の掛け算

というわけで、
未来&過去

仕事&家庭&その他

これだけでも、
話す事柄やテーマは
6個になることがわかる。

切り口は、
もっと細分化できるし、
もっと増やせる。

どうですか?
話すこと、理解することって山ほどあるって思いませんか?

1on1で話すことないなら自分の話をしましょう

相手のことを理解して、
相手のパフォーマンス向上のきっかけにすることは、
もちろん大切なことなのですが、
自分を理解してもらうことも、
実は非常に重要なことです。

2つのメリットがあります。

マネジャーや組織の方向性や考えを理解してもらえる

実はこれが非常に重要。

1on1は基本的に、
相手が「報連相」をする場として設定することが多い。

それゆえに、
自分は「話してはいけない」と思っている人もたくさんいる。

でも、
決してそんなことはない。

自分や組織のことを理解してもらうために、
自分のことも話したらいい。

相手が何を話せばいいのか解る

マネジャーや上司が話すことで、
「なるほど、こういうことを話せばいいんだ」
とわかる。

相手が話をすると、
自分もなんだかその話をしたくなったりする。

自分の話をすることで、
呼び水的に、
相手の話を引き出す効果がある。

1on1における「沈黙」に耐える

1対1の対話における、
「沈黙」
は気まずい。

気持ちはすごくわかります。

しかし沈黙は時に、

非常に重要な時間であり、
「慣れ」ます。

1on1における沈黙はなぜ重要か

みなさん、考えるときって「沈黙」になりませんか?

自分の中で、答えを出したいとき、
つまり、真剣に考えているときは、
ほとんどすべて沈黙です。

話ながら考えることはできません。
あ、できないとは言いませんが、
そこで出した答えは、真実に近づかないと思います。

というわけで、
真剣に考えさせたいときは、
必ず沈黙になるということです。

「質問投げる」
「考えさせる」
「答えを出す」

これには時間が必要なのです。

だから、
前提として、
「沈黙は考えて答えを出すために必要な時間なんだな」
と理解して、相手の沈黙を容認する必要があるということですね。

沈黙を是非、
大切にしてください。

というわけで、
「沈黙OK」なのです。

1on1ミーティングが楽しみに!?

相互理解が、
今までとは違った形で進んでいくと、
1on1ミーティングが楽しみになります。

ただし、
楽しみになるまでには、
それなりに時間が必要です。

相手も、
「自分ってこんなこと考えているんだ!」
って理解するまでに、
それなりに時間がかかりますし、
それまでは、
「なんでこんなこと考えなければならないんだ」
とか
「こんな質問に答えて何になるわけ?」
といったように、
1on1の時間や、それによる効果を実感するまでに、
結構な時間が掛かります。

少なくとも1年、通常で2年程度、
「1on1って役に立つ」
ってお互いに思えるように、
耐え忍んでください。

その向こう側に、
1on1による輝かしい未来が待っています。

「これって本当に1on1の効果なの?」
って思うかもしれませんが、
間違いなく、1on1で積み上げられるものがたくさんあります。

今日のまとめ

というわけで、本日は、
「1on1で話すことがない」
と困っている状況で、
ちょっとでもお役に立てればと思いながら、
この記事を書きました。

お伝えしたいことは、

  • 1on1ではなすことはたくさんあるよ
  • 沈黙には慣れと時間が必要ですよ

ということでした。

今までやったことのない、
「相互理解の境地」へ、
2人で行ってみてください。

そうすると、
仕事のやりやすさが、
数倍にも感じられるときが、

きっとやって来るはずですから…。

LBJへお問い合わせ
というわけで、

そうはいっても「うまくいかない…」「困ってる…」という場合や、
「もっと効率や生産性をアップさせたい」ということであれば、
是非一度、お気軽にご相談ください。

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