メンティーに焦点が当たる人材育成

「人材育成」
というのは、人を育成するわけですから、
どうしたって、育成対象/被育成者(以下メンティーとする)に焦点があたる。

メンティーがどうするべきか。
メンティーの何がいいのか。
メンティーの何が悪いのか。
なぜメンティーはダメなのか。
なぜわからないのか。
早く変わって欲しい。

とこんな具合に。

メンティーがどのように変容していくのかはもちろん大事なことです。

メンティーは鏡

20160831_training_teamcoaching_LBJphoto credit: Adjusting via photopin (license)

これはひとつの考え方ですが、
メンティーは鏡。
つまり、メンティーは育成者(以下メンター)の何かを映し出している。

鏡の中のその人をああだこうだ指差して変えようとするのではなく、
思い通りに行かない何かが鏡に映っているのであれば、
まずは自分自身を変えてみてはいかが?
自分自身を見つめてみることはないですか?

とまあ、こういうことだ。

メンターはただでさえ立場が上だったり、経験が豊富だったりする。
従って、
「自分は正しい」
「自分は間違っていない」
「悪いのは相手」

なんていう風に自分を顧みなくなってしまう。
しかし、優れたメンターは、いつも内省している。

「自分の何を変える必要があるのだろうか?」

過去と他人は変えられない

過去の出来事と他人は変えられない。
変えようとすればするほど、自分が苦しくなっていく。

だって、変わらないからもどかしいし、イライラするし、
すればするほど悪循環。

でも、何が何でも相手を変えようとする。
歩み寄らない。
相手も、そんなメンターに歩み寄らない。

だって、怖くて近づきたくないから…。

というわけで、自分と今(未来)を変えることに、
焦点を当てていったほうが、
人生気楽にいけますよということですね〜。

メンターの意識

メンターにとって重要な意識・姿勢は5つ。

  • 見本
  • 信頼
  • 承認
  • 責任
  • 愛情

山本五十六さん

育成のとても有名な言葉。

やってみせ いってきかせて させてみて ほめてやらねば ひとはうごかじ

五十六さんも、
最初に「やってみせ」と言っております。

見本を見せるということは大事なことですね〜。
やらせることをやってみせる。
大事だと伝えていることを自分が大事に実践している。

挨拶しろ〜。
元気でいろ〜。
礼儀正しくしろ〜。
人の話はちゃんと聴け〜。
自分の意見をしっかりと伝えろ〜。

とメンターの立場にいる人は、
メンターにたくさん要求しますね。

でも、要求していることを、
自分自身がどれくらいやっているかといえば、
「それ、あんたやってないじゃん…」
ってメンティーの心の中から聞こえてきそうな感じがしますね。

というわけで、
人材育成で忘れがちな
「見本」

これを是非大切にしてくださいませ。

私も当然ながら…、
人のことは言っていられません。